高卒認定の選択理科科目で、生物基礎を選ばれる方は多いかと思います。
生物は、生物の体の仕組みや細胞・免疫などを学ぶので、理科科目の中でも身近に感じる人が多いのかもしれませんね。
しかし、覚えることが多い科目でもあるのが生物基礎。暗記の多さが大変・・・という声が多いことも事実です。
そこで今回は、高卒認定の生物基礎を学ぶ上でお勧めしたい基本参考書と、お勧めしたい補助参考書についてご紹介させて頂きます。
基本参考書は『高卒認定 ワークブック』
『ワークブック 生物基礎』は、高校3年間の生物基礎の範囲から、高卒認定で特に出題されやすい内容にしぼって効率よく学べるよう作成されています。
生物基礎の高校生向け参考書を購入しても良いのですが、範囲がどうしても広くなってしまいます。
特に、受験科目が多い人は、効率良く学べる『ワークブック』の購入を検討してみてはいかがでしょうか?
楽しく勉強できる『とってもやさしい生物基礎』
豊富なイラストとやさしい解説で、生物を基礎から学ぶことができる参考書です。
イラスト図解と問題演習を組み合わせているものが多いので、目で見ながら覚えることができることも魅力的です。
わかりやすい問題演習をしたい方におすすめです。
補助参考書でお勧めなもの
『生物基礎ゴロゴ』
生物基礎の用語をゴロ合わせで楽しく学べる参考書です。なかなか覚えられない用語も、語呂合わせならすっと頭に入った経験がある方は多いはず。
筆者おすすめのゴロをいくつかご紹介します。
イラストが多く、思わず笑ってしまうゴロも魅力的です。
まずはこの参考書で内容を把握し、勉強をする土台を作るにも良いと思いますよ!
『はたらく細胞』
人の体に関わる細胞を擬人化し、体内で繰り広げられる細胞の活動を面白く描いている作品です。
生物分野の中では人体の細胞・器官を中心にカバーしているため、これですべての範囲を理解することは難しいですが、聞きなれない細胞や人体構造などについて楽しみながら親しみを持つことができます。
勉強に疲れた時でも楽しく読むことができますよ!
必ず過去問は解いておこう
どんな試験でも必ずやっておいた方が良い過去問。
高卒認定試験を受験する前には、過去問を解いて実際の試験問題や時間配分のチェックなどをしておきましょう。
実は、文部科学省に過去問が掲載されているので、印刷して解き、答え合わせをすることができます。
文部科学省 高卒認定過去問
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/
しかし、解答番号は記載されていても解説が記載されていないので、
過去問を通じて知識を増やしたい・確認したい方は、解説付きの過去問題集の購入をお勧めします。
『高卒認定スーパー実戦過去問題集 生物基礎』
生物基礎の過去問題集3年分と、充実の解説が記載されています。
問題ごとに重要度がA~Cで表記されているので、優先して学習する場所や力を特に入れる箇所が一目でわかることが魅力的です。
『高卒程度認定試験3年過去問』
声の教育社から出版されている過去問題集の特徴は、いくつかの科目がセットになって掲載されていることです。もちろん解説もしっかり掲載されています。
生物基礎の過去問の場合は、「科学と人間生活」「生物基礎」「化学基礎」がセットになっています。
理科科目の過去問をまとめて攻略することができますね。
いかがでしたでしょうか?
せっかく大切な時間を使って勉強するのですから、楽しく知識をつけていきたいですよね!大き目の本屋さんなら、学習参考書コーナーが充実していることが多いので、実際に手に取って、自分が使いやすいかチェックしてみて下さい。