高卒認定をとって留学に行こう!留学でどんな自分になれるの?


cimg0243

みなさんは高卒認定は海外でも有効で、海外の大学・短大・専門学校への進学ができることをご存知でしょうか?
高卒認定合格から海外で学位を取得し、現在世界中で活躍されている方が増えてきております。
私たちJ-Web School(JISS留学センター)では、ニュージーランド・マレーシア・カナダを専門として、高卒認定を活用した留学をサポートさせて頂いております。
(今回はニュージーランドを中心に記事を書かせて頂きます。)

それでは今から実際に高卒認定を利用した留学についてを一緒に見ていきたいと思います。

 

留学によるメリットは英語力と新体験。

そもそも留学をすることのメリットとは何なのでしょうか?
留学の一番のメリットはやはり英語力がつくという点にあるかと思います。
ただ、それ以上に留学によるメリットがあるとしたら、それは間違いなく全く新しい考え方の発見にあるかと思います。
同じ言語や文化で同じように育ってきた私たち日本人の中ですら、当然みんなそれぞれが全く違った考えを持って生活をしています。
それが海外で出会う人達となると、それはもう衝撃的なものです。
話す言語も育ってきた環境や文化も私たち日本人のそれらとは全く違う人達と「英語」という一つの共通の言語を通じて話をすることができるようになっていきます。
そうやって話した相手から、今までの自分の中には全くなかったような考え方に出会うことがあります。
自分の中の世界がどんどん広がっていくのを実感できます。

 

高卒認定を使って進学するための流れ(ニュージーランド編)

それでは、高卒認定を使ってニュージーランドで進学する流れについて見ていきたいと思います。
ニュージーランドで大学に進学するためには、英語を母国語としない人は必ず「ファンデーションコース」というコースに入らなければなりません。
こちらの「ファンデーションコース」とは、大学準備コースのようなもので、約1年間のコースとなります。
その後、大学の本科に進学していくという流れになります。
(※ ニュージーランドの大学は3年制となります。)

 

ファンデーションコースに入る条件は語学学校。

日本では大学に進学するためには、受験というものがあり、その試験で合格しないと大学には行けませんが、ニュージーランドでは入学試験というものはありません。
それでは、進学するための条件は何なのでしょうか?
先ほども説明しましたが、大学本科に進む前に「ファンデーションコース」というコースを受講しなくてはなりません。
こちらの「ファンデーションコース」に入学するために、条件が2つあります。
①高校卒業証明書。(高卒認定合格証明書でも可)
②IELTS(アイエルツ)英語の試験で、ある一定のスコアを取ることが条件。

通常日本の留学生は留学する前からIETLSのスコアを取得していないので、「ファンデーションコース」に入る前に、ニュージーランドの語学学校で英語の勉強をしながら同時にIELTSの勉強もしていくということをします。
(個人差もありますが、学習期間は大体1年ぐらいとなります。)
つまり、
語学学校で約1年、
「ファンデーションコース」で約1年、
大学で3年、
合計で約5年間掛かるということになります。

 

toranomaki-bana

 

高卒認定から留学をすると最短17歳で大学生になれる

それでは、次に高卒認定から留学をするメリットについて見ていきたいと思います。
高卒認定から留学をするメリットは、ズバリ「時間」にあります!
通常3年以上は掛かる高校卒業と同等の資格である「高卒認定」は、早ければ半年ほどで取得することも可能です。

今、もし中学3年生の人がいるとしたら、その人が高校を卒業して海外の大学に進学すると、まず高校卒業までに3年掛かります。
それから、英語力をつける時間を取るとさらに1年が掛かるので、

高校卒業まで3年間+英語力修得1年間+ファンデーションコース1年=5年後に大学進学

つまり、大学に入るまでに5年間が掛かることになります。

一方、もし今中学3年生の人が高卒認定を取得するとしたら、中学卒業の年の8月の高卒認定で合格します。
そこからすぐに留学をして、1年間、英語力をつけるために英語の勉強をしながらIELTSの勉強もしていきます。
IELTSのスコアを取得したら、次に「ファンデーションコース」へと進みます。
ここで約1年です。
「ファンデーションコース」を修了して、次に大学本科に進み、3年後に卒業ということになります。

高卒認定取得まで約半年+英語力修得1年間+ファンデーションコース1年=2年半後に大学進学

つまり、高卒認定を選択した場合、大学本科に進学する時はまだ本来なら高校3年生の年となります。
※ ニュージーランドの大学は大学や学部によりますが、16歳から入学することができます。
この時間短縮のメリットは、現在中学3年生の人だけではなく、高校卒業資格を持っていない人は誰でもメリットとなり、最短での進学となります。

 

大学に進学するために必要な壁はIELTS!

先ほどからちょくちょく出てきていますが、ニュージーランドで大学に進学するためには、IELTS(アイエルツ)という試験でスコアを取得する必要があります。
IELTSとは、リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの4つの分野に分かれていて、それぞれのスコアと総合スコアが出ます。
「ファンデーションコース」のコースにもよりますが、IELTSのスコアで4.5~5.5が「ファンデーションコース」の入学条件となります。(TOEICで450点~590点ぐらい)
高卒認定合格の次は、このIELTSのスコア取得を目指しましょう!

 

「留学したい!」と思ったら。

13-dinner3

「留学したい!」と思ったら、まずは行きたい国を決めてみましょう。
次に自分で調べることもできなくはないですけど、やはり留学を専門にやっている留学エージェントを利用することをお勧めします!
留学エージェントは、自分に合った語学学校やホームステイ先などを紹介してくれて、ビザ申請や学校への入学手続きなどを代理で全て行ってくれます。
また、現地でのサポートもしてくれる会社もあります。
その留学エージェントはインターネットでたくさん見つかりますので、自分のやりたい留学に適したエージェント選びをすることが重要となります。
留学エージェント選びのポイントとしては、ホームページを見て、どの国やどんな留学をそのエージェントは押しているかというところを見てみて下さい。
その押しているところがその留学エージェント会社の強いところだと考えていいでしょう。
ですので、自分のやりたい留学と合致したエージェントに問い合わせてみるのが良いかと思います。
ただし、高卒認定を利用した留学はあまりポピュラーではないので、高卒認定を利用した留学の実績があるエージェントを利用することをお勧め致します。

 

留学費用について

最後に、気になるニュージーランドでの留学費用についてですが、以下を参考にしてみて下さい。
※ 費用については、大学や学部学科、また留学スタイルによって大きく異なるのであくまでも参考程度にご覧下さい。
1年目(語学学校):約300万円 ※ Evakona Education(NZ語学学校)
2年目(ファンデーションコース):約300万円 ※ Taylors College(NZファンデーションコース)
3年目(大学本科1年):約350万円 ※ Victoria University(NZビクトリア大学・理工学部)
4年目(大学本科2年):約300万円
5年目(大学本科3年):約300万円)
総合計:約1,550万円
※ 授業料・ホームステイ費又は寮費が含まれています。
※ 生活費や航空券代は含まれていません。
※ 1ニュージーランドドル=85円で計算しております。

ちなみに、マレーシアの場合ですと、この費用の3分の1程度と考えて下さい。

 

いかがでしたでしょうか?
高卒認定を使った海外での進学について見てきましたが、高卒認定は日本だけではなく、海外での可能性も開けていきます。
ただどのような道を進むにしても、まずは高卒認定を取得していることが、次の進路の選択肢を大きく広げてくれるための条件となります。
英語を自由に使って海外で活躍するため、まずは高卒認定の取得から目指してみてはいかがでしょうか?

 

toranomaki-bana