【高卒認定】現代社会の出題傾向&攻略法


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高卒認定試験で現代社会を学ぶ方へ。
現代社会は今の世の中の出来事を学びます。必ず実生活で役に立つ知識ですよ!この機会にニュースをもっと理解できる自分を目指して頑張ってみませんか?
しかし、高卒認定に合格をするという目標をクリアーするには、どうしたら良いでしょうか?
この記事では、現代社会の出題傾向は?現代社会ってどうやって勉強すればいいの?そんな疑問を持っている方に向けて解説をしていきます。

 

現代社会は、皆が口をそろえて「解く時間が足りない」と言う

現代社会を受験した人に話を聞くと、「解く時間が足りなかった」「前半で時間を取られて全部解けなかった」と口をそろえて言います。それもそのはず、24問を50分で解くので、1問約2分で解く必要があります。
現代社会の過去問を見ると、文章が多い上に、問題が細かいです。しっかり対策をしておかないと、まず時間切れになりますので注意して下さい。

▼過去問を見たい方は「文部科学省 過去問」ページへ▼

http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/kakomon/

 

現代社会の出題傾向は特徴的!

例年の過去問を見てみると、現代社会の配点は以下のような特徴があります。
・50点:知識分野(知っていれば解ける)
・50点:資料問題(資料を読み解く)
これらについて詳しく解説していきます。

 

知識分野対策

ニュース

知識分野では、どれだけ現代社会の教科書に書いてあることが「理解できているか」「覚えているか」が重要となります。しかし、見方を変えれば、覚えていれば解ける問題とも言えます。

 

対策1、教科書を覚える。

現代社会は出題範囲からほぼ均等に出題されるので、やまをかけて勉強することが難しいです。しかし、例年出題されているのは「国の仕組み」と「経済分野」です。国の仕組みとは、例えば国会や内閣、憲法、地方自治の仕組みなどの分野です。経済は、円安円高、国際貿易、財政政策や金融政策についてのお金に関する分野です。
もし学習時間を短縮したい場合は、「国の仕組み」と「経済」を優先しましょう。

 

対策2、ニュースや新聞を見る習慣をつける。

ニュースが分かる大人ってかっこいい!というだけでなく、現代社会の問題を解く上で、ニュースを見ておくだけでも基礎知識を身に付けることができます。全く見聞きしないことを初めて学ぶことは大変ですが、ニュースを見ることで「ああ、ニュースで言っていたことはこういうことだったのか!」と学習効率も良くなります。

 

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資料問題対策

資料問題は様々なものがあります。円グラフ、棒グラフ、折れ線グラフ、表、図などなど・・・。しかも、とても細かい!ひっかけ問題も多いので、正確に見る力が必要です。
多くの人は、この資料問題で時間を取られます。
しかし、毎年同じようなタイプの資料が出ていますので、対策は「とにかく慣れる」ことです。

 

対策1、初めはゆっくりでも良いので正確に解く

資料問題は、細かいです。細かいものを正確に読む必要があるので、まずは間違えないようにゆっくりでも良いので正確に解いて下さい。
慣れてきたら、スピードを意識して解きます。毎年似たようなグラフが出ますので、繰り返し解いてスピードを高めておきましょう。

 

対策2、分数や割合の計算が苦手なら算数をやる

資料問題の中には、「▲分の●」とか「▲▲▲は、全体の●%」とか「▲▲▲は前年度の●倍」など、数字が出てきます。数字が苦手な人は、ここで苦労します。
対策として、算数の分数や割合の箇所を復習しておきましょう。現代社会での計算ミスや時間ロスを大きく減らすことができます。

 

いかがでしたでしょうか?現代社会の知識分野は範囲が広いですが、覚えておけば実生活でも役に立つ知識です。さらに、資料問題に慣れておくことで、仕事や日常生活などでも様々な形で目にする機会があり、統計や資料などを読み解くことができるようになります。勉強は必ず役に立ちます。頑張って下さい!

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