高卒認定試験の地理は、過去問を見ていただくと分かる通り、「資料問題を読み解く問題が多い」です。参考書で覚えた知識をもとに、推測する力を求められます。しかし、地理について馴染みが無い方にとっては、どこから勉強したら良いかは悩みどころですよね。そこで今回は、地理のお勧め参考書を紹介させて頂きます!
『高卒認定ワークブック 地理』
高卒認定に必要な知識を無駄なくまとめた教科書です。単元ごとに問題がついているので、覚えたことをすぐにチェックできるようになっています。
『白地図・自由帳 世界州別』
地理の参考書で学習をしていくと、色々な国や地名が出てくると思います。そんな時に、白地図に色を塗ったり書き込んだりすることで、文字だけでなく目でも覚えることができるようになり、資料問題にも対応しやすくなります。
今はネットで白地図をダウンロードできるサイトが多くありますが、「国が多くて印刷が面倒」「サイズが思うものが見つからない」「家にプリンターがない」などの悩みも多く聞かれます。そんな時は、市販の白地図を活用してみてはいかがでしょうか?
『読めばわかる!世界地理(朝日小学生新聞のドクガク!学習読みものシリーズ)
小学生向けですが、あなどるなかれ。大人になっても疑問に思っていた地理の分野について、小さな子供でも分かるように説明しています。内容はもちろん高卒認定試験の範囲をカバーしていませんが、難しい漢字や文章が使われていない分、スイスイ読む事ができます。
「まず地理についてざっと知りたい」という方は入門としてお勧めです。
『中学地理が面白いほどわかる本』
こちらは、高卒認定合格後に地理を受験科目として検討している方にお勧めです。授業形式で解説が進んでいくので分かりやすく、高卒認定試験より少し掘り下げた知識を身に付けることができます。
過去問は必ず解いておこう!
前述の通り、地理は資料問題が多いので、多くの資料問題を解いて慣れておく必要があります。身に付けた知識を答えるだけではなく、応用力が求められるということです。
また、もし分からない分野が出てきたとしても、資料中にはヒントがあることがあるので、ヒントを探して推測する訓練もすることができます。
いかがでしたでしょうか?地理は文章で覚えるだけでなく、白地図に書き込んだり、多くの過去問にふれたりすることで、より早く具体的に覚えることができます。
今はネットで様々な国や地図、文化を見ることもできますので、スマホを活用して地理の旅に出ることもお勧めですよ。